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コロナ・ショックに想う

桜は咲き誇っているのに人がいない。味気ない風景ですが、地球は相変わらず回っていますし、四季も巡ります。

さて、一連のコロナ騒動を見て思うのですが、これは人類にとっては「調整の試練」なのだろうなとポジティブに捉えています。


技術でいうと人工知能、IoT、ドローンなど。制度でいうとスマートシティやSDGsの達成など、語られてはいたものの、使いこなせていないものがたくさんあります。


私には、人類がこれらの新技術や概念を自在に操るようになるという事が、ビフォーコロナ時代の人類のスペックでは、予感こそあれ想像できなかった。様々なしがらみにより、一足飛びに使いこなせないイメージがあった。

しかし今、コロナショックにより、我々は短期間で否応ない変化を強いられています。これが新しい技術や制度導入の起爆剤になり、一気に人類の意識が変革するのではないかと感じるのです。


人間も習慣の動物なので、ドラスティックな変化に対応するには、それなりの強制力が必要ですが、コロナショックにその役割を担わせてしまえば良いとすら思います。

さまざまな分野で途方も無い変化が起こり、遣る瀬無い状況に追いやられる人もいると思いますが、それは誰もが同じです。


この状況を、この波を、どう利用して、自分を、組織を、国を、バージョンアップさせるか。リーダーの資質と一人一人の変革への意思が問われる場面だと思います。

先日日記で書きましたが、第三次世界大戦にも匹敵する「ガラガラポン」がここから起こるのだとも。

こんな当たり年に、日本がオリンピックを迎えるのも何かの縁なのかもしれません。この流れを神風に変えれるかどうか。ワクワクします。




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